覚成寺の紹介

浄土真宗本願寺派のお寺・覚成寺の歴史や施設、浄土真宗の宗風をご紹介します。


歴史の紹介〜『岐阜県地名図鑑』より〜

 揖斐川左岸の西結中組にある。金剛山と号し浄土真宗本願寺派。本尊は行基作と伝える阿弥陀如来(※1)。寺伝によると、初め天台宗であったが文明12年(1480)願了のとき真宗に改宗という。蓮如は宗祖親鸞の旧跡を巡拝した際に当寺に立ち寄り宿泊した。このとき住職は農耕馬を調達して蓮如の乗用に供し、赤坂宿(現大垣市)まで送ったという。このときの功によって当寺は御染筆名号・正信偈・御文を与えられている。証如の時代には山科本願寺(跡地は現京都市山科区)の御殿留守役を勤め念珠名石を拝領、顕如のときには石山合戦に加わり織田信長に抗戦し、その功を認められ陣鐘を拝領したが、第二次世界大戦中の供出によって現存しない。天明4年(1784)失火のため本堂を焼失し、名古屋御掛所を譲り受け、本堂再建の用材に利用している(※2)。

 
住 職  釋 一誠〔29代目〕※2009年に継職しました。

 
前住職  釋 道善

(※1)現存いたしておりません。
(※2)現在の本堂は門信徒の皆様により2001年に新築されたものです。


施設の紹介

阿弥陀如来像
本 堂(内 陣)
親鸞聖人

蓮如上人

七高僧

聖徳太子
本 堂(外 陣)
NPO支援コーナー

ごくらくひろば
本 堂(外 観)
門信徒会館
その他
山門

鐘楼

有縁仏のお墓

中庭

庫裏(寺務所)


浄土真宗の教章


浄土真宗の生活信条

 一、み仏の誓いを信じ 尊いみ名をとなえつつ 強く明るく生き抜きます

 一、み仏の光をあおぎ 常にわが身をかえりみて 感謝のうちに励みます

 一、み仏の教えにしたがい 正しい道を聞きわけて まことのみのりをひろめます

 一、み仏の恵を喜び 互いにうやまい助けあい 社会のために尽くします
  


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