覚成寺お料理倶楽部「精進くらぶ」企画

「イラクと日本のお料理交流会」Report

2006.7.8

協力:セイブ・イラクチルドレン・名古屋 http://www.iraq-c.gr.jp/

2006.7月9日付朝日新聞朝刊より

チキンの煮汁でサフランライスを炊いています。ムダがない調理法です。

チキンとサフランライスの出来上がり〜。スパイスの香りが食欲をそそります。
最高気温が50度にもなるというイラクの気候にあったお料理だな〜と思いました。

「ありがたく、いただきます!」

昼食後は着物の着付けとお抹茶の体験をしていただきました。
☆スペシャルサンクス:大垣市本町『京屋呉服店』
 
お茶の先生から楽しみ方の説明を聞くクルド医師。
油をたくさん使ったお料理のあと、お抹茶でスッキリ!

イラクへの医療支援のチャリティCD『SMILE』とDVDをプレゼント。 from 9map(くまっぷ)
DVDのジャケットは世界の平和を願って少女が描いてくれた1点もののイラスト入り。
☆9map Entertainment  http://9map.jp/

本堂前で記念撮影。
美味しく楽しく交流できて、とてもよい一日、思い出になりました。
通訳のサポートをしてくださった南山大学のみなさん、ありがとうございました。
 今回はお料理交流ということで、お寺のご近所に住む主婦のみなさんが多数参加してくださいました。お料理の合間にご婦人方がクルド医師に自主的にイラクの治安のことなどを尋ねられていたのが印象的でした。
 友人のジャーナリストに聞いたのですが、イラクの首都バグダッドの混乱は未だ収まる気配はなく、警官さえも本物か偽者かを疑わなければならないような危険な状況が続いているそうです。戦争の後遺症で学校に行けないままの子どもたちも少なくないと聞きました。戦争がひとたび起きれば、その後何年、何十年も人々が苦しみます。禍根も残るでしょう。あのイラク戦争を教訓に、次の戦争が起きないことを切に願います。
(副住職:大平一誠)

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