「映画『GO』鑑賞会」(2006.6.17)

 6月のフレンズは、覚成寺フレンズの活動の原点でもある映画『GO』(原作:金城一紀)の鑑賞会を行いました。映画のタイトルそのままに、ラストまで一気に駆け抜けるコリアンジャパニーズの青春を描いたこの作品を観て、メンバーに一言感想を書いてもらいました。

 広い世界を見よう!!
 だれとでもなかよくしたいな。
 国が違っただけで差別するのはよくない。
 コリアンジャパニーズの主人公が、付き合ってた彼女に自分の国籍が韓国籍であることを打ち明けて一度フラれた直後の、おまわりさんとの会話シーンが何度観てもイイ!おまわりさんの「何人(なにじん)だろうと、集まってくるヤツには集まってくるんだよ。」っていうセリフが心に染みる。
 自分もそういうヤツでありたいと思った。そういうふうに人に接したいと思った。
 観るのは2回目で、以前どのような感想を持ったか忘れたんだけど、今回観て、今の私だから感じられたことがあると思う。
 私の大切な人がもし在日韓国人だったら私は何を思うんだろう?最初はやっぱり(映画のヒロインのように)引いてしまうかもしれない。でも、もし私が「障害を持ってるから付き合いたくない」と言われたら絶対嫌だし、それだけの理由で人と付き合っていけない世の中はおかしいと思った。

映画『GO』 監督:行定勲 主演:窪塚洋介、柴咲コウ、山崎努、大竹しのぶ
小説『GO』 著者:金城一紀 講談社



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