「『華氏911』を観てきました!」(2004.9月19日)


 あの「9.11」から3年。9月の覚成寺フレンズは、お寺から飛び出して、映画館へマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画『華氏911』を観に行きました。以下は、映画観賞後の中学2年生のフレンズメンバーの感想です。

 今日、[華氏911]を見て、イラク戦争の裏側がよく分かりました。あの同時多発テロ、アメリカのやっている事など、いろいろな事が分かりました。息子(イラクへ派兵されたアメリカ軍兵士)を亡くした家族を見て、すごい辛そうでした。私達はごく普通に過ごしているけれど、イラクでは、こんな暇な生活があまりできない。この差は何だろう?と思います。
 まだまだ世界は、平和とは言えないと思います。今回、すごくいい映画を見せていただきました。
堀 有里(中2)

 ある国の首相は、この映画を「政治的に偏った作品は見ない」と批評されました。友人でフリージャーナリストの久保田弘信さんは、イラクで取材してきた映像を某国営放送に持ち込んだ時、「こんな反米要素の強い映像は流せない」と、放映を断られたそうです。私たちは、日々送られてくるニュースに、受け身になり過ぎていないでしょうか?
覚成寺フレンズ代表 大平一誠

おでかけまえの…Kakushouji Friends

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