覚成寺フレンズの歩み
2002年4月にスタートした、私たちのこれまでの歩み


2002年

 4月…お釈迦様の誕生会『花まつり』の企画・運営。

 5月…金城一紀原作/窪塚洋介主演『GO』の鑑賞会を行い、差別問題に目を向けるキッカケとしました。
     

 6月…5月に引き続き『GO』を題材として差別について考えました。

 7月…7月は2回行い、1回目は『子どもの権利条約』についてのビデオを観賞・学習。
     2回目は、ボランティア精神を学ぶため、車椅子体験をしました。
     

 8月…本願寺仏教青年連盟主催『飛騨高山2002全国真宗青年のつどい』に参加。
     三重県同和教育主事・松村智広先生の実体験を交えた部落差別のお話しを聞き、
     差別の痛みに共感し、全国から集まった仲間と共に語り合いました。
     (『飛騨高山2002全国真宗青年のつどい』ネット版報告集
     

 8月…夏休みの終わりに、メンバー自身の発案により、お経教室に通う小学生たちのために
     『花火大会』を企画し開催しました。

 9月…韓国の国民総背番号制反対運動のドキュメント映画『Rip it up!〜住民登録証を引き裂け!』を観賞。
     日本でも住基ネットの問題が取りざたされる中、その利点だけでなく、問題点についても考えました。

10月…レクリエーション活動の基礎知識と心構えを、龍谷大学宗教教育部OBの横山秀樹さんを講師に迎え、
     楽しくレクチャーしてもらいました。
     

11月…年末のお経教室のイベント『子ども報恩講』の企画・準備。

12月…『子ども報恩講』開催。メンバーによる親鸞聖人についての解説やゲームなど、10月に学んだ
     ノウハウを活かして取り組みました。

2003年

 1月…アメリカの高校アメフトチームの実話を基にした映画『タイタンズを忘れない』を観賞。
     人種差別について考えました。

 2月〜3月…メンバー全員が高校受験のため一時休止。その間、フレンズ代表の副住職夫妻が中心となり
         アフガン難民救済活動をされている高山市の堀川ひろ子さんの支援を開始。

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 以上のように、覚成寺フレンズの初年度の活動は主に差別(人権)問題に取り組んできました。
一年を通して身につけたものは、今まで知らなかった社会の問題点を見て、考えてきたことで、
無関心でいることの怖さを知り、「これっておかしくない?」と立ち止まって考えるようになってきたことです。
 そういう下地のもとに、今年度からは「では、自分たちには何ができるんだろう?」という視点にたって
活動を展開していきたいと考えています。
                                 覚成寺フレンズ代表 大平一誠


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