「主婦がたずねたカンボジア〜ほんとのしあわせってなに?〜(2003.7.13)

 覚成寺フレンズ一般公開企画第2弾のReportです。
 今回は、講師に飛騨高山「地球村」の堀川ひろ子さんをお招きして、カンボジアの地雷原の中で暮らす人々のお話や、
アフガン難民のお話などを、実際に堀川さんが撮ってこられた写真を見せてもらいながら、わかりやすく教えていただきました。


  
受付準備完了!今回からの新メンバー、ともひろくんとちひろさんも手伝ってくれました☆

 
会場には、堀川さん提供のカンボジア、アフガニスタンの写真展も。
8月10日(日)の『フレンズできることからバザー』(オール100円!)の時にも開催する予定です!
※バザーの売上金はすべて、堀川さんを通して地雷撤去活動団体に寄付させていただきます。

 
本堂となりの会館では、アフガン女性のフォーマルウェアなども展示。
ブルカ(写真右)を被ってるのはだれじゃ〜???
アフガン女性は、夫以外の男性に素顔を見せてはいけないのだそうです。

  
アフガンの民族衣装をまとった堀川ひろ子さん(写真中央)登場☆


アフガニスタンのガルディーズ村の写真。
じつはこの写真、部族間の戦争の真っ最中の時のもので、住民が砲撃によってあがるケムリを不安げに見ている図です。
この村に滞在中は本当に危なかったそうです。


タリバン兵のムチを試してみました。細かく編んだムチは短いけどとても痛かったです(>_<)
こんなので本気で叩かれたら…想像すると怖くなります。
恐怖で人民を支配するやり方って、最低ですね。。。


カンボジア。地雷撤去の様子。緊張の瞬間。命懸けの作業。


地雷撤去活動団体に日本からの寄付金を渡す堀川ひろ子さん。
覚成寺フレンズでは、今後も堀川さんの活動を支援していく予定です。

 
カンボジア。ゴミの山で、まだ使えるゴミを拾って、それを売って生活をする子どもたち(しかも裸足です!)。
こんなに小さな子どもでも、働かなくては食べていけないのだそうです。
こんなものすごい環境に生きているのに、どうしてこんなにステキな笑顔を見せれるのでしょう???


堀川さんの講演終了後、今回の企画に参加してくださった全ビルマ学生連盟のココラットさんに、
ミャンマー(ビルマ)の現状について語っていただきました。
「ノーベル平和賞の受賞者(アウン・サン・スーチーさん)を刑務所に入れた政権は、世界でミャンマーがはじめてです。」
と彼は訴えていました。直接の資金援助を停止したとはいえ、日本が資金援助をしている中国が、ミャンマーへ多額の
資金援助を続ける限り、間接的にではありますが、私たちも軍事政権を支えてしまっていることになるのです…。


最後に、堀川さん、ココラットさんも加わってもらい、フレンズメンバーのミニ反省会を行いました。
久保田弘信さんの講演会を主催してきた彼らが、またひとつ、成長したのを実感しました。
また、自分たちが支援している国のことをくわしく教えてもらったことで、今後の支援活動がより活発に
なるのではないかとちょっぴり期待しつつ、今回の企画を終えました。


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