イラク人の”日本のイメージ”
 7月12日、セイブ・イラクチルドレン名古屋のイラク支援の一環として、名大病院で医療研修中のモハマド医師をトヨタ自動車の工場見学にお連れしました。モハマド医師は豊田市に向かう車中から「トヨタ、No.1!ジャパニーズ・テクノロジーNo.1!」と、まるで子どものように大はしゃぎ。工場を見学中には「この工場では右ハンドルと左ハンドルではどちらが多く造られてますか?」と質問されるなど、興味津津なご様子でした。
 イラクでは、昨年のイラク攻撃が始まるまでは日本のイメージが大変良く、とくに日本の技術に対しての評価が非常に高かったと、フリージャーナリストの久保田弘信さんから聞いていましたが、モハマド医師のトヨタでのはしゃぎようを目の当たりにして、それを実感しました。イラクの人達の日本に対する良いイメージをこれ以上壊さないよう、彼らにとって本当に必要な支援をしたいな…そんな思いを新たにした、初夏の一日でした。
大平一誠

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