わかりやすい住基ネット
〜4月15日に名古屋地裁で行われた住基ネット差し止め訴訟とその報告会に参加して〜
○国民一人ひとりに奴隷のように背番号を付けて常時監視するシステム

○プライバシーを保護する方法について十分な話し合いがなされないまま見切り発車したシステム

○”ある人”の権限によって自由に個人情報が使えるシステム

○「官には甘く、民にはきびしい」システム

○イラク戦争のニュースの影に隠れて、今年8月25日の本格運用を目指し着々と準備が進められているシステム

○11桁の国民識別番号で、私たちの詳細な個人データがいつでも・どこでも検索され、私たち一人ひとりの思想・信条までもが国家によって監視・管理されるシステム

○ICカードに蓄積されても不都合のないような、当たり障りのない範囲に自分の行動を制限せざるを得なくなるシステム

○「戦争はイヤ!」。そう叫ぶ人たちを管理・排除できるシステム

 以上のような危険性のある法案の差し止めを求め、全国9地裁(東京・横浜・千葉・さいたま・宇都宮・福島・金沢・福岡・名古屋)で現在、裁判が進められているシステム

 それが、個人管理システム『住基ネット』

 これが、ほんとうに私たちのためのシステムなのでしょうか?


 覚成寺 副住職 大平一誠

※住基ネットの怖さについて参考になる映画のご紹介
 ・『エネミー・オブ・アメリカ』 ウィル・スミス主演
 ・『Rip it up!〜住民登録証を引き裂け!』 韓国のドキュメント映画
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