親鸞聖人750回大遠忌法要記念「お釈迦様墨絵」

「 お釈迦さま墨絵」

覚成寺・親鸞聖人750回忌法要を記念して、お釈迦さまの墨絵が製作されました。
昨年12月23日に行われた法要にて、住職読経のなか、墨絵の作者の大和絵師・吉本徹也さんが、
お釈迦さまの目を入れて完成しました。

この絵は、縦180センチ×横320センチの大きさの屏風に描かれています。
紙は「麻紙」という麻の紙が使われています。
この麻紙は、“三種の神器”の「鏡」を表していて、絵の前に立つ人の姿(心)を映すといわれています。

また、本堂左奥の2枚の襖には、お釈迦さま掌が描かれました。
お釈迦さまのお顔と対となり、本堂に座る私たちを、
お釈迦さまが包み込むような形になるよう描かれています。
そして、お釈迦さまの掌の裏(襖の裏側)には、お釈迦さまが悟りを開かれた場所に生えていたという、
菩提樹の葉が描かれています。
菩提樹の葉の下にはかわいい赤ちゃんが描かれていて、
親鸞聖人750回忌の法要を機縁として生まれた「あたらしい命(仏縁)」を表現しています。     合掌

 

お寺飯つうしん2014年1月号(pdfファイル)

 

201412sumie2 201412sumie3 201412sumie4 201412sumie1 201412sumie5

201412sumie7